『学校蔵の特別授業』と題して毎年6月に一日限りの白熱授業ワークショップを開催しています。
佐渡は「日本の縮図」と言われるように、島独特の自然文化や歴史を持っています。
そして課題先進地としても日本の縮図と言える島です。
ここから佐渡、そして日本の未来を考えることが出来ないか?それが出発点となって教室を舞台に「佐渡から考える島国ニッポンの未来」を大テーマに据えて、ライブ感あふれる特別授業を行っています。
今までの内容は下記の通りです。
【2023】講師:藻谷浩介さん(日本総合研究所調査部主席研究員)、養老孟司さん(東京大学名誉教授)。
テーマ:佐渡から考える島国ニッポンの未来
【2022】講師:藻谷浩介さん(日本総合研究所調査部主席研究員)、半藤将代さん(カナダ観光局日本地区代表)、ウスビ・サコさん(京都精華大学前学長)。
テーマ:佐渡島から考えるココと自分のつなぎ方
【2021】講師:藻谷浩介さん(日本総合研究所調査部主席研究員)、玄田有史さん(東京大学社会科学研究所教授)、原秀樹さん(国際交流基金日本研究・知的交流部米州チーム長)。
テーマ:佐渡島から考えるココから創る未来
【2019】講師:藻谷浩介さん(日本総合研究所調査部主席研究員)、玄田有史さん(東京大学社会科学研究所教授)、出口治明さん(立命館アジア太平洋大学学長)。
テーマ:佐渡島から考える、人が減っても出来ること
【2018】講師:藻谷浩介さん(日本総合研究所調査部主席研究員)、玄田有史さん(東京大学社会科学研究所教授)、出口治明さん(立命館アジア太平洋大学学長)。
テーマ:「地方通いのススメ」「共生する働き方」「混ざって学ぶ」。
【2017】講師:藻谷浩介さん(日本総合研究所調査部主席研究員)、出口治明さん(ライフネット生命保険会長/当時)。
テーマ:「世界から佐渡を見る」「幸せを産む働き方」
【2016】 講師:藻谷浩介さん(日本総合研究所調査部主席研究員)、玄田有史さん(東京大学社会科学研究所教授)、出口治明さん(ライフネット生命保険会長/当時)。
テーマ:「世界とつながる」「地方で起業」
【2015】 講師:藻谷浩介さん(日本総合研究所調査部主席研究員)、玄田有史さん(東京大学社会科学研究所教授)。
テーマ:「島と多様性」「地方の希望」
【2014】 講師:藻谷浩介さん(日本総合研究所調査部主席研究員)。
テーマ:「佐渡島から考える、島国ニッポンの未来」
この「学校蔵の特別授業」の特徴は、多様な人たちが教室という場所に集まり、ひとつのことを一緒に考えるところにあります。10代から70代、時にはもっと小さなお子さん連れの方も。佐渡の人と島外の人は約半々で、新潟、東京、海外から参加者がいる時もあります。
このように多世代重層的な参加者が混ざって授業を行うと、小さな化学反応がいっぱい起きているのを感じます。化学反応とは、参加者それぞれの気付きから「解」を得て、発想が変わることです。発想が変わればアクションが変わります。アクションが変われば未来が変わります。その意味では、学校蔵の特別授業は「未来を変える特別授業」なのです。
日本の縮図と言われる佐渡島から未来を変える。思いを同じくするクラスメートとの出逢いと共に、一歩踏み出すきっかけを産み出す場となっていれば幸いです。
そんな学校蔵の校訓は「幸醸心(こうじょうしん)」と言います。幸せを醸す心を育てる場にしたいと思います。
2022年「オンライン学校蔵の特別授業」について(終了)
2021年「オンライン学校蔵の特別授業」について(終了)
2020年「学校蔵の特別授業」について(中止)
2019年「学校蔵の特別授業募集のご案内」(終了)
2018年「学校蔵の特別授業募集のご案内」(終了)
2017年「学校蔵の特別授業募集のご案内」(終了)
2016年「学校蔵の特別授業のご案内」(終了)
●学校蔵の特別授業が本になりました!
『学校蔵の特別授業〜佐渡から考える島国ニッポンの未来』(日経BP社)
上記の藻谷浩介さん、玄田有史さん、酒井穣さんに改めてお話しを伺って構成。
「都会と地方の境目は?」「人口のベストバランスは?」「近未来の仕事の在り方」「地方の希望」などについてと、学校蔵の成り立ちやこれからなどをご紹介しています。
巻頭には佐渡の美しい景色などが写真で彩を添えています。