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今朝の地元紙・新潟日報の経済面に、「海外戦略 強化図る」という見出しで日本酒と米菓の取り組みが取り上げられていました。
・・・と、まるで人ごとのように言ってはいけません。
当社も出ておりました(汗)。
この「蔵元日記」でも昨年10月に「北京出張で思うこと」をご紹介致しましたが、 今回はその取り組みをもう少々詳しく・・・。
私たちが現在取り組んでいる北京プロジェクトは、県内複数蔵元と商社と連携し、中国に日本酒を輸出し広めていくことです。
そのために第一弾の仕掛けとして行われたのが、昨年10月に現地の飲食店関係者らを招いて行った試飲会や展示会。
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会場は高級ワインが居並ぶ某ワイン店(というかもはや倉庫のレベルでしたが)。
ニュースにもなっているのでご存知の方も多いでしょうが、 いまや中国でのワイン消費量は世界有数。
それも高級ワインの消費が多いということも、 このショップ(倉庫?)をゆっくり回ると実感できました。
この会場では普段でもワインのプロモーションイベントが行われているそうなのですが、初の日本酒バージョンを開催致しました。
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会場にはおよそ100名が入れるスペースと、奥には大きなスクリーンをセットしてお酒造りに関する映像を。 ワイン関係者や飲食店の方々が続々といらっしゃり、各テーブルを回りながら、新潟や佐渡のお酒の特徴や魅力、そしてまだまだ日本酒の知識が浸透していない中ですから、わかりやすくSAKEのお話をしていきます。
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ワイン関係者は味わいの違いについてはやはり敏感です。 その一方、日本酒と焼酎の違いもピンと来ない方もいらっしゃり、多くの課題を見つけることが出来ました。
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中国に限らず、海外市場ではお酒の外装も大きなポイントです。 もっとも、漢字文化の国ですので、ブランド名などについては読んで頂けますが、色使い、言葉の意味など、その国ならではの捉え方もあるので、そういったことも知るチャンス。
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この北京出張では中国の市場や、中国の人たちの考え方、ビジネスの取り組み方を垣間見ることが出来たのが大きな収穫でした。
そして、同じ位に大きな収穫だったのは、中国で活躍する多くの日本の人たちに出逢えたこと。
勢いがあって、目標が明確で、意思決定が早く、使命感に溢れている。
躍進の地・中国で見つけた私の最大の収穫は、躍進する日本人たち″と言えるかも。
中国に限った話ではないですが、国際的に活躍している日本人に共通して感じるのは、NIPPONに対する、そして日本人であることの「誇り」。
そんな勇ましくも高尚な「誇り」に出逢うたびに、私も自分自身の中で何かが変わるのを感じます。
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この北京プロジェクトはまだまだ始まったばかり。 でも、産業としての交流や文化交流をもっともっと広げていきたいと思います。
そして、民間レベルでの交流がさらに深く広くなることによって、国レベルの問題が相対的に小さくなっていけば・・・。 いいですよね! お酒もたくさん飲んでもらおう(^^)。ウン。 ←大満足な私♪
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ちなみに、この写真は北京市内某超高級スーパーのエントランス部分。
いきなり「新潟コシヒカリ」がてんこ盛りでびっくり!
かなり高価なのですが(というか、このお店の商品プライスは日本感覚でも高級価格。でも中国人のお客様で一杯なのです。)、順調に売れているとのこと。
「新潟」、有名かも(*^^)v。
我々のプロジェクトも、新潟清酒が複数揃うことによって、地域ブランドとしての魅力を発信しています。
個々の産地が光ることによって、日本酒全体のバラエティが生きるのですね。
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■ショコラ・リキュール「真野鶴ココシュ」、「サロン・デュ・ショコラ」に出展■
時期:2011年1月26日〜31日(25日はアイカード会員様の内覧会) 場所:新宿伊勢丹本館6F催事場
お近くにお越しの節は、ぜひお立ち寄り下さい。 世界中の有名パティシエも一同に揃う素敵なショコラの祭典です!
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