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酒蔵からメリークリスマス! [蔵元寄り道日記] 入力者: 尾畑留美子
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| 急に寒さが増してきた佐渡です。 今年も残すところわずかとなってまいりました。 この12月は「師走」という言葉がピッタリの一か月。 なんだかんだとあっという間に過ぎていきました。
そんな慌ただしい雰囲気の中でもクリスマスはやってまいります。 「酒蔵にクリスマス?」と思われる方も多いかと思いますが、 実は蔵の入口にしっかりクリスマス・ツリーが鎮座しております(写真)。 このツリー、サンタさんのためにちゃんと「真野鶴大吟醸」も一緒に飾ってあるのがミソであります(笑)。
今日はあちこちで「メリー・クリスマス!」の声とともに乾杯シーンが繰り広げられることと思います。 今年の傾向としては、外食を控えて内食が増えそうとのこと。 クリスマス恒例のチキン(いや、ターキー?)も、ちょっとお醤油風味になったりするかもしれませんね。ニッポンの味を生かしたクリスマス料理であります。
合わせるお酒もシャンパンやワインだけではなく、良かったらワイングラスに日本酒を入れて、一緒に食卓に用意してみて下さい。 意外にしっくり合いますよ!
では、皆様には素敵なクリスマスをお過ごし下さい!! |
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酒粕文化を楽しもう! [佐渡の蔵元日記] 入力者: 尾畑留美子
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| | 「いい酒が醸される土地には、いい酒粕がある」。 いい酒粕を求めて、地酒王国・新潟の酒粕文化をJR東日本の新幹線内で置いてある冊子「トランヴェール」の12月号で特集しています。
食材としての酒粕は、代表的な料理である粕汁をはじめ、青菜のいりごこ(佐渡では「あおさ」と呼ぶ)、山海漬などが紹介されており、 また、佐渡にしかない粕漬けとして、ゴマフグの卵巣を粕漬けにした「ふぐの子」が紹介されています。
さらに、当社、「真野鶴」の自家製粕漬けも登場!地元の契約農家で作ってもらうキュウリやウリを漬けるこの粕漬けは、歯ごたえもありながらもほんのりと酒粕の香りが立ち昇り、酒の肴にもご飯のおかずにもぴったりの人気の粕漬けなのであります。
新酒の季節。フレッシュな酒粕が誕生しています。 もしそんな酒粕を入手したら、ぜひおいしい酒粕文化を堪能して下さい。
注:写真は当蔵の板状の酒粕を袋のサイズに合わせて切っているところ。 |
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初雪と初しぼり [佐渡の蔵元日記] 入力者: 尾畑留美子
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| 昨日は驚きました。まさか、あんな大雪になるなんて。
朝方からニュースで雪の予報が出ていたので、コートを用意して出かけていたのですが、夕方になって急に大雪になりました。 雪がぼたぼたと降りしきる中、車で船着き場に向かっていたのですが、 前はよく見えないし、竹が雪の重さでしなって道路の半分までしなだれてるわで、どの車もゆっくりゆっくりと慎重に進んでいました。 普段なら30分で着く道のりが、たっぷり50分。 でも、事故もなく無事に到着して安堵致しました(ホッ)。
一晩明けて今朝は快晴。 ですけど、気温はしっかり冬であります。
そんな寒い日の夕食には、お鍋がぴったりですよね。 合わせるのは、今年一番の「しぼりたて生酒」。 コクのあるフレッシュなお酒を冷やして、熱〜いお鍋に合わせて 頂くと、なんとも体が温まってまいります。
そしてちょっと早目の雪見酒。 突然の雪も、楽しみ方次第ですね。 |
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三大醸造酒の一夜 [佐渡の蔵元日記] 入力者: 尾畑留美子
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| 昨夜は新潟市内でワイン試飲会があり、友人と誘い合わせて出かけてまいりました。 会場はものすごい熱気で、有名銘柄の有料試飲や「神の雫」コーナーも大人気。 世界の有名産地のワインがおいしいのはもちろんですが、日本のワインもなかなかですね! 私もたっぷりといろんなワインの個性を楽しませて頂きました。
試飲会が終了した後は、近くのお店で地ビールを堪能。 アンバービールやコシヒカリビール、黒ビールなどなど飲み比べ。
しかしながら、その後総勢6人は日本酒を求めてまた別のお店へ・・・。 ぬる燗の地酒で「ほ〜っ」と安堵し、一同、長くて楽しい夜の酔いを〆めくくったのであります。
世界三大醸造酒をハシゴした一夜。 しかしながら”和らぎ水”とともにゆっくりと飲んだおかげか、 今朝の目覚めもすっきりでありました。 |
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佐渡の赤 [蔵元の佐渡自慢] 入力者: 尾畑留美子
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| 昨日は新潟で新潟市商工会議所の会員大会がありました。 300名強の参加者で、まずは新潟は長岡のご出身である星野知子さんの講演を聞き、その後は交流会。 「新潟の酒で乾杯!」し、その後は近況報告など兼ねて和気あいあいと談笑タイム。会場には新潟の酒コーナーもあり、たくさんの蔵のお酒も味わえる新潟ならではの交流会でありました。
そして本日佐渡に戻って発見したのが写真の夕焼けです。 うちの蔵から走っていった真野湾で撮りました。 きれいですよね。海も空も一体になって、自然のグラデーションを彩っています。
今日は佐渡汽船から蔵に戻る途中で、多くのカメラマンの人を見かけたのですが、どうも朱鷺がそばで飛んでいるらしい様子でした。 残念ながら、私は見ることができなかったのですが、こんな美しい夕焼けを見ていると、この空の下を朱鷺色の翼を広げて羽ばたく朱鷺の姿が目に浮かぶようでした。
紅葉の赤、夕焼けの赤。次はどんな「赤」に出会うかな?
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