蔵元日記

 
  2009年02月03日 (火)
福は〜内。鬼は〜外! [佐渡の蔵元日記]  入力者: 尾畑留美子
2月3日の節分。当社でも恒例の豆まきにしばし興じました。
大きな声で豆まき・・・なんか日頃の疲れも吹き飛びそうな感じ(苦笑)。
福の神も苦笑いの元気さなり。
 
 
  2009年01月30日 (金)
「Wine & Spirits」 [佐渡の蔵元日記]  入力者: 尾畑留美子

アメリカにワイン専門の「Wine & Spirits」という雑誌があります。
そして、今日、ニューヨークの「Wine & Spirits」編集部から
2月号が届きました。
実は今発売中のこの雑誌に”Niigata Sake”の特集が4ページで組まれおり、その中で当社も登場しているのです。

PDFデータで記事のイメージは見ていたのですが、やっぱり
雑誌そのものを見ると嬉しさも倍増ですね!

記事では、新潟地酒がなぜ素晴らしい酒なのか?と気候風土や業界の取り組み、新しいお米の開発や郷土文化などと絡めて解説していて、
当社の工藤杜氏が大吟醸とチーズのペアリングについて語ったコメントなども引用されておりました。

その他のページもよくよく見ていると、ニュースのページに酒ソムリエのことが書いてあったり、お酒の広告(もちろん、大きな会社のものですけど)が入っていたりです。

レストランのWineリストにSakeも並ぶ時代ですから、こうやって
多くの人に日本酒のことが伝わっていくのですね。

さて、今回のNiigata Sakeの記事を書いてくださったのは、
Peter Liemさん。2008年3月に新潟の「酒の陣」を訪れて下さり、
また当蔵にもお立ち寄り頂きました。
(このあたりのことは、2008年3月19日および21日の蔵元日記をご参照下さい)

あれから一年。Liemさんに記事を見ましたよ、と御連絡しましたら、
「またぜひ日本に行きたいです」とのお返事。
お酒が取り持つ御縁。また近い将来にお会いできることと楽しみにしています!

あ、ちなみに本年度の「酒の陣」は3月14日(土)15日(日)です。
お見逃しなく。
 
 
  2009年01月28日 (水)
2月11日のイベント予告:ふる町振袖さんと真野鶴で乾杯! [佐渡の蔵元日記]  入力者: 尾畑留美子
本日は、2月のイベントのご案内です。
題して「ふる町振袖さん おどり初め会」。
第七回を迎えるこの会は、新潟市のホテルにておいしい和食と
新潟の芸妓さんの踊りを楽しむ新春昼午前の豪華な会食イベントで
昨年も100名を超えるお客様で賑わいました。
そして、もちろんお酒は「真野鶴」。
新春仕込みのお酒から、やわらかいお酒まで、新春の御膳を引きたてる
味わいで小粋な昼下がりをお楽しみ頂けます。
詳細は下記の通りです。

●●●「ふる町振袖さん おどり初め会」●●●

開催日:2月11日(水・祝)
会 場:万代シルバーホテル5階「万代の間」 
時 間:受 付  正午から
    開 場  12時15分から
    お食事  12時30分から
         初春昼御膳
 宴 :唄・踊り「今年ゃなんだか」他
    踊り「初春の舞」 (柳都振興)
料 金:おひとり様 12,000円(税込)

お申込みは:万代シルバーホテル販売課まで
      025−243−3711 

当日は、弊社社長の平島および私も会場におりますので、
御参加のおりには、ぜひお声を掛けて下さいませ!
 
 
  2009年01月27日 (火)
酒粕料理を堪能したポカポカいべんと(3) [佐渡の蔵元日記]  入力者: 尾畑留美子
続きまして、お酒の紹介でございます。

●真野鶴・元日初搾り
真野鶴・純米吟醸無調整原酒自然酒
真野鶴・辛口本醸造

今回は香りの高いコクのある大吟醸生、お米の酸味、旨み、甘みを感じられる味わい深い純米吟醸原酒、そしてすっきりと辛口タイプでお燗にも良い辛口本醸造をご用意致しました。

まずは皆さんに香りの違いを楽しんで頂き、前菜に合わせてそれぞれの味をきき酒してもらいます。

お好みは人それぞれなのですが、中には以前購入された際に取っておかれたという裏ラベルをご持参の方もいらっしゃり、お酒についてのご質問は尽きることないくらい賑やかに宴は進みました。

そして、弊社平島が隠し酒でご用意したのは、金賞酒の熟成生酒。
皆さんには一口づつ味わってもらいましたが、熟成の加減がほど良く、
深みもあって大好評でした。

また次回にイベントがある際には、ご案内いたしますね。
 
 
  2009年01月26日 (月)
酒粕料理を堪能したポカポカいべんと(2) [佐渡の蔵元日記]  入力者: 尾畑留美子
1月24日の港すしさんでの「酒粕料理と真野鶴」を楽しむイベントですが、お料理のご紹介、させて頂きますね。

●前菜
 かき塩辛(三年熟成)
 佐渡産鮑の粕漬け ミニ大根南蛮味噌添え
 鱈白子柚子釜蒸し
●酒粕料理
 酒粕団子と地鶏スープの沢煮仕立て
 酒粕ドリア(中島有香さんレシピ)*写真手前左
●寿司
 地魚を中心にその日の旬を
 佐渡産寒ブリ、南蛮海老、やりいか、活水蛸(みずだこ)
 地魚白身、中とろ鮪(まぐろ)、いくら

●佐渡産めかぶ汁

●デザート
 酒粕の焼き菓子(中島有香さんレシピ)

おいしそうですよね!実際、とってもおいしかったです。
今回は「酒粕」がテーマということで、酒粕料理もいくつか登場。

酒粕には、お酒を搾った後の「板粕」(よく、甘酒などに使う板状のもの)と、それを夏までタンクで寝かせて柔らかくして漬物などに使う粕とあります。
今回は新酒の時期でもありますので、新鮮な板粕を真野鶴から二種類
ご用意して、皆さんに味わってもらいました。
一つは本醸造の粕、そしてもう一つは大吟醸の粕(写真右奥)です。
大吟醸の粕は吟醸の香りがぷ〜んと漂い、色も白く、よく見ると
お米の小さな粒粒が残っています。板状になっていても壊れやすいのですが、その味わいはやっぱり格別。
今回はそのまま比べて召し上がって頂けたので、違いがよくおわかり頂けました。

そして、この酒粕ですが、美容と健康パワーも満点です。
酒粕には必須アミノ酸を含む20種類以上のアミノ酸があり、他にもビタミン、ミネラルが豊富。
美容面では美白・美肌効果、また血糖値やコレストロールを抑えることも期待されていて健康にも良いと最近注目されている食材なのです。

ちなみに、新潟県醸造試験場では、この酒粕を利用した新食品の開発がすすめられています。ヨーグルトやアイスクリームなど、牛乳の代わりに酒粕を使い、多くの人がそのパワー満点の栄養を取り入れられるようになる日も近いと思います。


 

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