蔵元日記

 
  2009年07月03日 (金)
蔵元オリジナル前掛け [佐渡の蔵元日記]  入力者: 尾畑留美子
「へい!毎度!!」

なんて掛声が似合いそうな前掛け。

真野鶴の蔵元オリジナル前掛けでございます。

製作は、新潟県は阿賀野市にある藤岡染工場
若い兄妹さんで新しいことに取り組んでいらっしゃる染物屋さんです。

写真の前掛けは、妹のあゆみさんがデザインをしてくれました。
生地が丈夫で、ポケットにはジッパーが付いているので実用的であります。

前掛け、結構人気あるんですね(って、他人事みたいに・・・)。
お客様にも度々聞かれていたのですが、昨日は「あるならば、ちゃんとホームページでも紹介してね」の声に慌てちゃいました。
(すみませんでした!!間に合ったかしら?)

真野鶴・蔵元オリジナル前掛け、販売もしております!
 
 
  2009年07月02日 (木)
四宝和醸のタイトル文字 [佐渡の蔵元日記]  入力者: 尾畑留美子
ホームページをご覧になっていらっしゃる方は、すでにお気づきと思います。

そう。開いた時の画面に素敵な文字が入りました!

「四宝和醸〜The Four Diamonds〜」の文字。

当社では、酒造りに欠かせない「米」「水」「人」に、
これらを育む「佐渡」を加え、
《四つの宝の和をもって醸す》、という意味で、
当社の家紋「丸に隅立つ四つ目」のデザインにも
象徴される「四宝和醸」という言葉を作って
酒造りにおけるモットーとしています。

その大事な言葉を、この度、書道家の成澤秀麗さんに書いて頂きました。
成澤さんとは不思議な御縁で知り合って、はやウン年。
カラーやイラスト、英語なども織り交ぜた素敵な書をいくつも生み出してご活躍なので、ご存知の方も多いと思います。

そして、やはり、違います。

日本の文字とは、とても美しいものだとつくづく感じます。

映画や音楽などで感動することは多々あるのですが、
いつだったか、「書」を見て感動して以来、
日本の文字の持つ魅力を実感するようになりました。

成澤さんには、もう一つ、書いてもらっている文字があるのですが、
それはまた準備ができたらご報告させて頂きますね!

成澤秀麗さんのサイト⇒http://www.narisawashurei.com/




 
 
  2009年07月01日 (水)
真野鶴ポストカード [佐渡の蔵元日記]  入力者: 尾畑留美子
7月1日。
一年の後半戦に突入致しました。
さすがに、この時期の月初は事務所もバタバタしていて、
スタッフみんなお昼ゴハン食べ始めたのも1時でした。

月末である昨日は、韓国での代理店の社長さんと電話で話をしたのですが、
韓国も日本と同様、月末は伝票整理や集金でとても忙しいのだそうです。

そんな忙しい中でも、手書きのカードやお手紙が届くとホッとしませんか?

私はお便りが届くと、やっぱり嬉しいです。

メールや携帯電話で簡単にやり取りが出来る世の中だからこそ、
そういう一筆手間をかけた気持ちが嬉しいのですね。

少しでもそんな気持ちの元をお届け出来ればいいな、と思いまして、真野鶴特製ポストカードを作成致しました。

数パターンあるので、何に書こうかな、と考えるのも楽しみです。

佐渡ヶ島からのお便り。

筆マメにならなくてはです。

・・・と、このサイトで宣言をすることでプレッシャーをかけなくては実行しそうにない、筆不精な私です・・・。


 
 
  2009年06月29日 (月)
アイランド・フェスタ佐渡 [蔵元の佐渡自慢]  入力者: 尾畑留美子
久々に暑い週末となった、27日(土)28日(日)の二日間、
さらに佐渡を熱くするイベント「アイランドフェスタ佐渡」が
両津・おんでこドームで開催されました!

全国離島文化交流会ということで、小笠原諸島、奄美群島、隠岐諸島、三宅島、粟島、そして佐渡が集合。

さらに両日ともに島談義が開催されまして(写真)、島の文化と芸能や、暮らしと生活について尽きない談義が繰り広げられました。

島に住んでいると、ついつい島の不便を愚痴てしまうことがありますが、各島の話を聞いているうちにそんな贅沢を言ってはいられなくなります。

それぞれの島独自の芸能もお披露目され、なんとも賑やかな島日和であります。

別会場では、世界の島の研究者が集まる国際会議が開催されました。

島国ニッポンの小さい(?)島々。

でも、そんな島たちが元気になれば、きっと島国ニッポンの元気の元になりますね!

ちなみに私は某島のお酒を買ってまいりました(ムフ)。
 
 
  2009年06月24日 (水)
みかわ天文台の大きな夢 [蔵元の佐渡自慢]  入力者: 尾畑留美子
昨日、NTTユーザー協会さんの講演会で、大きな夢に出会いました。

講演者は新潟の小千田節男さん。
みかわ天文台の台長さんです。

小千田さんは、小学生の頃から望遠鏡作りに熱中し、いつかハンディキャップのある人も自由に見られる天文台を作る、という夢を持ったそうです。

そしてそれから30年の時を経て、いよいよ夢が実現の時を迎えているのです。

小千田さんは、自分の体験を通して子供たちに伝えます。

木が一本一本違うように、人間もみんな同じじゃない。
でも、曲がった木でも立派な望遠鏡になるように、
誰にだって、出来ることが必ずある。
みんなと違っていたっていい。
あきらめなければきっと夢を実現できる。

山の頂に建てた天文台に望遠鏡が設置されてからも、まだ小千田さんの夢は続きます。
障害のある人も大人も子供も楽しめる「天空の森」を完成させる夢。
それを目指して人生のオリンピックで全力疾走中なのです。

そんな小千田さんにとって、佐渡には特別の思いがあるそうです。
高校生の時に佐渡で開かれた星を見る会を手伝い、そのことがきっかけに今の道を歩むことを決意したとか。

佐渡では降り注ぐような星空に出会える時があります。
そんな時は私も家の前に立ってぼ〜っと星空を見上げています。
高校生時代には、流れ星を見る会で一晩みんなで空を眺めたこともあったっけ。

星を見るのには、風がゆらがず、木の葉がないところ、例えば「のろし」を上げる場所が最適だそうです。

「のろし」と言えば、手紙や電話が出来る前の通信手段ですよね。

降り注ぐ☆の流れについ見入ってしまうのは、星の輝きがきれいなからだけでしょうか?
もしかしたら、宇宙の彼方からメッセージが降ってきているのかも。

望遠鏡を通して、宇宙と交信・・・。

なんて考えると楽しくなります。

ところで、私の手の上の物体はなんでしょう?

なんと、隕石ならぬ「隕鉄」なのでそうです。
当たり前ですが、すごく重くて、ちょっと鉄棒の匂いがしました。

とっても貴重な出会い。
星の数ほどの人たちの中で、人生で出会える人は限られています。

貴重な出会い。

大切にしたいですね。
 

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