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国際大学とのプロジェクト [国際大学プロジェクト] 入力者: 尾畑留美子
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| 上越新幹線の浦佐駅からバスで5分ほどのところに、国際大学という学校があります。
1982年、日本初の英語によるプロフェッショナル・スクールとして誕生し、今まで100カ国以上、2600名以上の修了生を世界に送り出している大学院大学です。
こちらのe-Marketingのクラスで、10月より当社とクラスで調査研究プロジェクトがスタート致します。(欧米式なので10月が新年度)
本日打ち合わせで初めて同校を訪れたのですが、とっても環境が良いのに驚きました。
大自然に囲まれたキャンパスは、学び心地良さそうな教室はもちろん、静かでアカデミックな図書館、体育館、ジムをはじめとした諸々のアクティビティの施設も充実しています。
現在はおよそ50カ国、300名の学生が在学中という国際大学。 キャンパス内を歩いていると、まるで新潟ではないどこかの街のようです。
もうすぐ第一回目の授業が始まるe-Marketingのクラスで一緒に取り組むテーマは、「真野鶴」を素材として国内外のマーケット調査と市場開拓やアプローチ方法を実践的に調査研究するというもの。
このようなプロジェクトを通して、いろんな国の学生さんたちに酒文化、日本酒文化を知って頂けるというのも得難いチャンス。 まずは、第一回目を楽しみに!
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酒とワインが奏でるNiigata交響曲 [佐渡の蔵元日記] 入力者: 尾畑留美子
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昨日、新潟県立図書館ホールで開催されたトークショー、「酒とワインが奏でるNiigata交響曲」が無事終了致しました。
秋の落葉に囲まれた図書館はアカデミックな雰囲気がたっぷり。
その中で、酒文化を語るトークショー。 およそ140名ほどのお客様にご来場頂きました。
御一緒させて頂いた新潟のワイナリー、カーブドッチの落社長は、新潟をナパバレーのようなワイン地帯にしていきたい、というお話をヨーロッパやアメリカの歴史や実例をあげてお話して下さいました。
私は日本酒とワインの違いや共通点、そして地酒の可能性としてお酒が地域の風土を語るツールになりえること、という話をつたないながらさせて頂きました(汗)。
実際にワインの造り手のお話を伺っていると、お酒(日本酒もワインも)が地域の風土や文化を色濃く反映して育まれるものだと実感します。
新潟という田園都市をステージにして、水・土・米・ぶどう・造り手・飲み手、というそれぞれが楽器となりオーケストラを形成し、交響曲を奏でたならば、きっと素晴らしいシンフォニーとなって世界中に届くことでしょう。
それぞれの持つ音のバランスとハーモニー。
和して醸し、奏でる名曲。
造り上げていきたいです。
もう一つ、話の中で共通すると思ったのは「後継者の育成」。 日本酒の業界、ワインの業界、そして地域の問題でもあります。 このお話はまた時を改めて。 |
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カーブドッチ落社長とトークショーのご案内 [佐渡の蔵元日記] 入力者: 尾畑留美子
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10月に入り、風はすっかり秋色になりました。
昨夜はとある会合があってバスで町中まで戻り、そこから家まで歩いて帰ったのですが、ふっと夜空を見上げると「中秋の名月」とそこにかかる「雲」、そして黒い影を浮かび上がらせる「木蔭」のバランスがとっても絶妙!
日本酒の気持ちよい酔い心地も手伝って、完璧な月見酒散策となりました。
これも夜空がきれいに見える佐渡ならではかもしれません。
さて、本日は10月10日に新潟県立図書館で開催されるイベントのお知らせです。
●「酒とワインが奏でるNiigata交響曲」
新潟のワイナリー、カーブドッチの落希一郎社長(近著「僕がワイナリーをつくった理由」/ダイヤモンド社)と私のトークショーです。
10月10日(土)13:00(受付開始)13:30〜15:00 場所:新潟県立図書館ホールにて 住所:新潟県新潟市中央区女池南3丁目1−2 (025-284-6001) 備考:入場無料、申込必要
今回、落さんとのトークショーを開催するにあたり、タイトル案として提出したのが「酒とワインが奏でるNiigata交響曲」でした。
数年前、カーブドッチを訪ねていた時に、落さんが「良いワインの条件はハーモニー」とおっしゃいました。 私にとっての良いお酒の条件は「バランス」です。 同じ醸造酒の日本酒とワインの良さの条件が「バランスとハーモニー」。
まるで、新潟という田園都市をバックに、水や土、お米やブドウ、そして造り手たちのオーケストラが奏でる交響曲が聞こえてくるようではありませんか?
当日はどんなお話になるか、私も楽しみです。 酒米とブドウの収穫時期に開催されるこのトークショー、ご興味のある方はこちらをご覧下さい。
*下記は「バランスとハーモニー」のお話を元に書いたエッセーの抜粋です。
◆◇◆「バランス」(新潟日報「晴雨計」に書いたエッセーより抜粋)
先日、あるワインの造り手が、「良いワインの条件はハーモニー」とおっしゃいました。まるで音楽を奏でるが如く、それぞれの楽器によるハーモニーの完成度の高さがそのワインの出来を左右するというお話。 そういえば、カリフォルニアの有名な高級ワインの名前は、音楽用語で言う「作品番号1」という意味で、一本のワインを交響曲に例えているのだったな、と思い出しました。
ところで、良い日本酒の条件はと聞かれたら、私は「バランス」と答えています。 (略) 価格やブランドも大事なことかもしれませんが、一つ一つの酒たちが持つ固有のバランスを理解する感覚を磨くことによって、もっと日本酒の個性を楽しむことが出来るようになるはずです。 一つ一つの音楽がそれぞれのハーモニーを持つように。 (略) 人と人が協力しあい絶妙なハーモニーを奏でる時、決して一人では生むことのできない素晴らしい「バランス」が誕生するのです。
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「星酒祀り」ご報告(2) [佐渡の蔵元日記] 入力者: 尾畑留美子
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| 写真左の方が、みかわ天文台の小千田台長です。 お客様に隕石をお見せしているところ。
会も中盤になると、お客様同士、あちらこちらで盛り上がる会話。 この日この場で出会えた偶然(いや、必然?)を、楽しんでいらっしゃったご様子です。
「星酒祀り」では、秋のお酒「冷やおろし・吟うさぎ」をご用意させて頂きました。 少し熟成感のある味わいも、とてもご好評頂きました。 そして、蔵からは大人気の奈良漬や、酒粕を練りこんで作った沢根だんごなどもご用意して、ご参加の皆様にお召し上がり頂きました。 |
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「星酒祀り」ご報告(1) [佐渡の蔵元日記] 入力者: 尾畑留美子
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| 9月29日、朱鷺メッセ31階の展望室にて「星酒祀り」を開催致しました。
多くの方々にお越し頂き、大盛況。
まずは「みかわ天文台」の小千田台長から、佐渡の月や星の話、芭蕉がよんだ「天の川」と佐渡のお話などロマンにあふれたお話を伺いました。
当日は残念ながら一日曇りがちで、実際のお月さまや星は展望室からは見えなかったのですが、小千田さんがご用意して下さった月や土星、宇宙船のスライドで、会場は一気に宇宙空間に!
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