蔵元日記

2010年02月07日 (日) やさしい日本酒サロン実践編（４）　[佐渡の蔵元日記]　　入力者: 尾畑留美子 この日の「やさしい日本酒サロン”実践編”」は、とっても和やかに進みました。 外は相変わらず大雪なのですが、かと思うと時として青空が覗いたりの不思議な空。 その中を初めて会った人同士が何だか昔からの知りあいみたいに気さくに話が弾んでいました。 こんなお天気にも拘わらず、「去年から申し込んでいて、とても楽しみにしていたのです」、と声を掛けて頂いたりして、正直私の心の中では感涙状態でした。 このサロンをはじめたきっかけは、日本酒が大好きというお酒初心者向けに気軽にお酒を学んでもらう場を設けたいと思ったことです。 ワイン教室は数あれど、おいしいお酒をたくさん飲める会も数あれど、意外と少ないのが日本酒の基本を勉強する機会。 皆さんが大好きな日本酒は、ほんの少しの知識があればもっとおいしく飲めるはず。 そんな日本酒を学べる場を、なるべくわかりやすい言葉と、先入観を持たないアプローチで蔵元という立場からご提供出来たらな、と考えて進めてまいりました。 特に今回の実践編となる酒ディナーでは、 ●洋食と合わせる日本酒 ●ワイングラスで飲む日本酒 ●酒米を食べる ●酒粕やショコラ・リキュールを使ったデザート などなど、普段とは違う日本酒の楽しみ方を提案してみました。 最近のご家庭では純和食が食卓を埋めることも少ない中、こんな日本酒の飲み方も楽しいナ、と実感して頂けたのではないかと思います。 なんたって、日本が誇る日本酒です。可能性は限りない。 懐深く、いろんなシーンでご満足いただける幅広い力を発揮するのです！ ちょっぴり角度を変えてアプローチすることによって、日本酒の魅力は何倍にも広がります。 そして、私自身、ご参加の皆さまのおかげで、素晴らしい時間をご一緒させて頂きました。ありがとうございました。 改めて、お酒や食事をおいしくする一番大切なものは、その時間を共有する「人」にあるのだなぁ・・・と内心ふたたび大感涙状態にてデザートを食べ終えました。 最後になりますが、この「やさしい日本酒サロン」の企画にご賛同ご協力頂いた、新潟県立図書館様、図書館友の会様、自然科学館様、カーブドッチ様、そして素敵なお話で大雪の道のりをピクニック気分に塗り替えて下さった新潟交通のバスガイド様、運転手様、本当にありがとうございました。 ぜひまたご一緒出来ますように！！ ◆◇◆《真野鶴メルマガ》ではイベントや限定商品などご案内中◆ 　 　   2010年02月06日 (土) やさしい日本酒サロン”実践編”（３）　[佐渡の蔵元日記]　　入力者: 尾畑留美子 メニューのご紹介です！ ◆新潟キュイジーヌで日本酒と楽しむ会 ◇前菜盛り合わせ◇ 　新潟地鶏のハーブソテー”かんずり”添え 　塩鮭とトマトジュレのテリーヌ 　イカ団子の柿の種フリット 　生ハムとあんぽ柿 　根菜のラタトゥユ ◇スープ 　南蛮海老のビスク ◇魚料理 　真鯛の越後味噌付けのポワレ 　ピリ辛ハニーレモンソース 　いろいろ野菜のエチュベ添え ◇肉料理 　AUST産牛リブロースステーキ 　カーブドッチ赤ワインソース 　尾畑酒造の酒米・越淡麗のリゾット添え（注） ◇デザート盛り合わせ 　米粉のロールケーキ 　”SAKE de CHOCOLAT真野鶴・酒呼楽”風味 　苺の酒粕羹 　ジャージー乳のジェラート ◆日本酒リスト 真野鶴・辛口純米 真野鶴・純米吟醸原酒 真野鶴・越淡麗仕込み純佐渡大吟醸「実来」 〜ティスティング酒として 真野鶴・万穂 真野鶴・大吟醸無ろ過生 真野鶴・純米ささにごり 〜デザート酒として SAKE de CHOCOLAT　真野鶴・酒呼楽 ◆ワインリスト カーブドッチ2007プティ・ヴェルド カーブドッチ2008サンジョベーゼ カーブドッチ2008壁るね・ソーヴィニョン 本日のスペシャルは、やはり「尾畑酒造の酒米・越淡麗のリゾット添え」でしょう！ 酒米・・・食用米よりも大きく、心白があって・・・などということは知っていたも、なかなか食べる機会がない。それが「酒米」。 今回は酒米「越淡麗」をリゾット風に仕上げ、合わせるお酒は越淡麗仕込みの「真野鶴・実来（みく）」。 お客様もちょっとどよめいた瞬間でありました(^^)。 また、ワインが横にあることも本日の嬉しいメニュー構成。 新潟産ワインの魅力や楽しみ方を、カーブドッチの醸造主任であられる掛川史人さんが、爽やか＆丁寧に伝授下さいました。 ◆◇◆《真野鶴メルマガ》ではイベントや限定商品などご案内中◆ 　 やさしい日本酒サロン”実践編”（１）　[佐渡の蔵元日記]　　入力者: 尾畑留美子 2月6日、新潟県立図書館で開催してまいりました「やさしい日本酒サロン」の第三回目となる”実践編”を開催いたしました。 「やさしい日本酒サロン」は、初心者向けの日本酒ファンに、気軽にお酒について学んでもらおうと始めた酒セミナー。 第一回目は昨年11月、「はじめましての日本酒と簡単おつまみ」、第二回目は12月に「温度と器で楽しむ日本酒」ということでおお送りしました。 今回は実践編を要望する声にお答えしての開催。 新潟県立図書館友の会主催において、文書館、自然科学館、そしてカーブドッチとやの様のコラボレーションで企画したこのイベントは、「新潟キュイジーヌで日本酒とワインを楽しむ会」。ご案内から早くに満席御礼となるほどの人気ぶり。ありがたいことです。 なのですが、なんとこの日の新潟は26年ぶりという大雪がご来訪！ どうなることかと一日前倒しで佐渡から新潟入りした私にも想像以上の雪景色でありました。 そんな中でも、50名近い参加者の方が終結して下さったことにまずは感謝であります。（その一方、最寄りの電車が止まってしまい、残念ながら欠席となってしまったお客様には申し訳ないばかりであります） イベントはまずは県立図書館文書館と、自然科学館のバックヤードツアーから始まりました。 普段は見ることの出来ない舞台裏。貴重な文書の数々や、動物のはく製、石や星の資料などなど、倉庫にはまるで宝石が詰まっているかのごとく、みんな夢中になって探検しました。 大人のイベントなのに、まるで子供にかえったかのような一瞬です。 ◆◇◆《真野鶴メルマガ》ではイベントや限定商品などご案内中◆ 　 やさしい日本酒サロン”実践編”（２）　[佐渡の蔵元日記]　　入力者: 尾畑留美子 続いて、いよいよ「やさしい日本酒サロン第三回〜実践編」です。 正式タイトルは「新潟キュイジーヌで日本酒とワインを楽しむ会」。 自然科学館から隣の「カーブドッチとやの」まで、一行は縦列行進で雪山をかきわけかきわけ、まるで八甲田山を越えるがごとく（大袈裟？）雪をコートの上にのせながら続々と到着しました。 レストランは暖かくてテーブルにはたくさんのワイングラスが並んでいて、自然と飲みたい気分が盛り上がってしまいます（笑）。 初対面の人ながらもディナー前のバックヤードツアーで会話がはずんでいたので、和気あいあいの”乾杯”とともにディナーがスタート。 今日は新潟ならではの新潟キュイジーヌ（料理）の数々に合わせて、日本酒は「真野鶴」の個性あふれる６種類＋サプライズ酒、そしてカーブドッチからはおすすめワインを３種類が用意されました。 グラスの数だけでもクラクラしてしまうくらい嬉しい光景です!(^^)。 ◆◇◆《真野鶴メルマガ》ではイベントや限定商品などご案内中◆ 　 　   2010年02月02日 (火) コイヌマユキさんの作品展　[真野鶴の酒ショコラ・ストーリー]　　入力者: 尾畑留美子 無事、「サロン・デュ・ショコラ」が終了致しました。 ショコラ・リキュール「真野鶴・酒ショコラ」はショコラ・ファンにご好評頂き、一安心(^^)。 お酒はもちろんなのですが、ラベルも大変好評でした。 色とりどりのカカオの実をつけた木と、稲穂と朱鷺の素敵なイラストを描いてくれたのは、イラストレーターのコイヌマユキさんです。 実は、コイヌマユキさんの初の作品展が本日から渋谷のギャラリーで始まりましたので、ここにご案内させて頂きます。 ■コイヌマユキ作品展〜draw like singing〜 2010年2月2日（火）〜14日（日） デルフォニックス渋谷ギャラリーにて （東京都渋谷区宇田川町15-1　PARCO PART1 B1F） 10：00〜21：00 小さな世界の小さな住人たちの姿を切り取った「Snih（スニーフ）」シリーズ。 繊細で優しい世界が描かれています。 これまでのワーク作品や原画の展示のほか、復刻版ポストカードなどもご覧いただけますので、ぜひお立ち寄り下さい！ ◆◇◆《真野鶴メルマガ》ではイベントや限定商品などご案内中◆ 　 新しい記事へ　（30/79）　古い記事へ