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大学生の日本酒感 [佐渡の蔵元日記] 入力者: 尾畑留美子
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| 先般、某大学の女子学生たちにお酒についてのアンケートを取らせて頂きました。
日本酒に対するイメージ、飲んでみたいお酒や予算。
覚悟はしていたものの、やっぱり少なくなかった 「おじさんが飲むお酒」のイメージ。
彼女たちの言う“おじさん”って、いくつから???
ふつふつと湧き上がる疑問。
その一方で、嬉しいご意見も多数頂きホッと安堵。
私は大学生時代、「日本酒研究会」なるサークル(あったんですよ!本当に。)に属してまして、まわりは当然日本酒に興味がある人ばかりでありました。
その一方で、ふつうに友人たちと行く飲み会では多くの友がカラフルなチューハイ・ジョッキを飲んでいた時代。
このギャップの中で、一人にこやかに
「日本酒下さ〜い!」
懐かしいなぁ・・・。
って、懐かしがっている場合じゃないんですよね(汗)。
これからの時代は日本酒のイメージも変わっていかねばなりません!
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東洋と西洋を結ぶもの [佐渡の蔵元日記] 入力者: 尾畑留美子
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| 展示会のレセプションでは、“OFFICINA di Enrico"の素晴らしいお料理が登場致しました。
シェフのエンリコ・デルフリンガー氏と言えば、英国王室、ホワイトハウス、有名ホテルなどの料理長歴任、さらには「アルマーニ/リストランテ銀座」の料理監修など華麗な経歴を持つ名シェフ。
ご本人もお見えになり自らキビキビとサーブする姿に触れる幸運に恵まれたワタクシ・・・。
さらに幸せなことに、その素晴らしいレセプション会場で真野鶴もご案内させて頂いておりました!
(やっと私が会場にいた理由がおわかり頂けたかと存じます)
展示会のタイトルは「東洋と西洋を結ぶ和紙の糸」。
そして東洋と西洋を結ぶ米の酒。
ということで、今回はイタリア料理に合いそうな日本酒をお持ちしてみました。
会場にはBVLGARIのチョコレートも宝石の如く並べられており、艶やかにイタリアの夜は更けていったのでありました。
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進化する”和紙”の世界 at イタリア文化会館 [佐渡の蔵元日記] 入力者: 尾畑留美子
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| 5月14日、イタリア文化会館にてGoDai Group srl Milanによる和紙の布=Godai washi fabric"の展示発表会がありました。
和紙と言うと日本の伝統的な素材ですが、ミラノを本拠地とするGoDaiグループは、和紙の風合いやその特質・機能性をさらに磨きあげてファッションやインテリアに利用できる新素材として完成。
「地・水・火・風・空」の五つの要素をキーワードに独特な宇宙を展開されていました。
会場のイタリア文化会館といえば華やかなデザインが目を引きますが、この夜の発表会は多くのファッショナブルなイタリア文化関係者の方々で賑わい、改めて”デザインの国”を感じたのでありました。
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韓国の料理とお酒 [旅する地酒] 入力者: 尾畑留美子
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| ソウル滞在中、せっせと食べたのが韓国料理。
いや、正しくはせっせと“飲んで食べた韓国の味”。
写真はとある韓国人で賑わうお店で 飲んだトンドン酒と覆盆子(ポップンジャ)。
トンドン酒とは、近年日本でもブームになっているマッコリのようなものでありながら、ちょっとちがう物。
“トンドン”とは“浮いてくる”、という意味で、酒が発酵する時に米殻が下から浮いてくる様子が蟻が浮いてくるようにも見えるため、「浮蟻酒(ブーイーチュウ)」とも呼ばれるらしいです。
アルコール度数8%弱のトンドン酒。 爽やかな酸味と控えめな甘み。 チヂミやキムチ風の鍋と食べると、やはり相性が良いです。
ポップンジャの方は、昔飲んだぶどう酒のような味わい。 ワインだと思って飲むと「?」でありますが、違う飲み物と考えて飲むと甘くて飲みやすいリキュールです。
もちろんソジュも飲みました。アルコール度数が高い割に抵抗なく飲めてしまうので、私などは気を付けて飲まねばなりませぬ(汗)。
しかしながら、韓国のお酒もお料理も興味深い!
最終日は、私が東京から蔵に戻ってしばらくした頃、韓国からテレビの取材のために来てくれた女性に会いました。
韓国では「家業を継ぐ」とか、都会に行った息子や娘が田舎に戻る、という例が意外なことに少ないのだそうです。 そのため、「東京の映画会社から蔵を継ぐために戻った跡継ぎ」、ということでわざわざ佐渡にいらして下さったのでした。
さてさて、彼女と一緒に食べた韓国の最後の食事はなんだったでしょう???(実は前回彼女と会った時にもこの食事)
正解は
サムゲッタ〜ン(参鶏湯)!
いやぁ。大好きなんですよ。
韓国の人は頻繁には食べないそうですね。
もったいな〜い!
我が家の食卓にものせたくなりまして、 レトルト物ではありますが、たくさん買って帰りました(^^)。
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新潟清酒の認知度 [旅する地酒] 入力者: 尾畑留美子
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| 会場にはバイヤーなどの専門家以外の方も、二日目以降は有料で入場できるシステムです。
一般の方の中でも特に目立っていたのが大学生の姿。
メモや韓国語のお酒の本を片手に、日本酒ブースを回っています。
「新潟のお酒です」(日本語)と言うと、ほとんどの方が 「新潟はお酒が有名ですよね!」(韓国語)と返してくれたのは嬉しい驚き。 思わず、「そうなんですよ〜!!」(もちろん、日本語) と声が大きくなってしまいました。
「大吟醸」という言葉もよく知っていて、 味が濃い、香りがある、 などの特徴も結構的確に捉えられている方が多かったです。
もちろん、こういった展示会ですから興味のある方が来場されている、ということを差し引いても、思った以上の反応の良さに(^^)。
韓国では今、韓国のお酒造りの跡を継ぐ女性のドラマが人気だそうです。 こういったドラマを通しても、それぞれの国の酒造りに対する理解が深まるのかもしれませんね。
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