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誕生日 [佐渡の蔵元日記] 入力者: 尾畑留美子
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| 私事で恐縮ですが、誕生日を迎えました。
一つ新しい自分に向き合う感じですね。
今年は、とても良い自分に向き合っています。
ちょっと(かなり?)しゃがんでた時期を経て、その分考えて、その分高くジャンプしている感じ。
いえ、まだまだ“足りない”自分でもありますが。
ずっと以前、足りない自分に言い聞かせてきたのが、「一生懸命やる」こと。 なんだか無我夢中な感じですね。実際必死でした(笑)。 それくらいしか、自分に出来ることもなかったですし。 それがいつかちょっと方向が見えてきて「全力を尽くす」に。 今はもう少し肩の力が抜けて「最善を尽くす」に。
でも、やっぱりまだまだ“足りない”私です。 いや、きっと一生”足りない”私なのでしょうが。
今年の目標は、「自分に出来ることを増やしたい」。 新しく挑戦すると決めたこともいくつかあります。 ご縁があって与えられたチャンスには、最善を尽くして取り組みたい。
まだまだ足りない自分を支えて下さる方々の期待に応えるためにも、 一歩一歩前に進みたいと思います。
気張らずに、楽しみつつ。ですね。
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連合三田会(1) [佐渡の蔵元日記] 入力者: 尾畑留美子
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| 10月24日、日吉の慶応義塾校舎で年に一回開催される連合三田会に参加してまいりました。
昨年から始まった慶応OB蔵大集結コーナー。
今年は22の蔵が集まりました。
なんだか有名蔵ひしめく中で、緊張します・・・。
同級生(左端)も手伝ってくれて、大助かり(^^)。
とりあえず、今日はご報告。
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国際地域研究学会に参加して [佐渡の蔵元日記] 入力者: 尾畑留美子
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| 本日、新潟県立大学で開催された「国際地域研究学会大会」のシンポジウムにパネラーとして参加させて頂きました。
テーマは、「国際地域学」に期待するもの。
県立大学が掲げる「国際」と「地域」は、新潟県が21世紀のグローバル化社会の中で担っていくべき中心的課題です。
それぞれどのような能力をもった人材養成が求められるのか、またその論議を通して今後の国際地域学の進展を図ることを目的としてのシンポジウムです。
幅広いテーマでありますが、例えばお酒を通しての見解。
海外での酒人気の中で感じるのは、”海外”というフィルターを通して再認識するSAKE文化の魅力です。 日本酒の歴史、文化、そして味わいそのものが彼らにとっては憧れの対象でもあり、SAKEを語れることが、スマートなエグゼクティブの要素なのです。 勉強熱心な彼らのコメントを聞くたびに、私も日本酒のさらなる魅力に気づかされています。
そして、グローバル化した世界でこそ、ローカルな魅力が光る。 画一化した大量生産の時代は過ぎ、“そこにしかない価値”が求められています。「地域」における魅力の発信は必須です。
これから国際舞台で活躍出来る人材を養成する、というのは、今回のテーマに限らず日本でも大切な課題です。
日本の「国際人」として、日本の誇れる文化を語ってもらいたい。 なぜなら、国際舞台で活躍する個々人が、実は「日本」そのものを体現していると外から判断されるからです。
同時に、国際的な視野をもって、中にいるだけではなかなか気づくことの出来ない地域の魅力、その価値を気づかせてほしい。
日本には世界に誇るべき歴史、自然、文化、そしてモノづくりNIPPONの実績があります。
そんな宝ものをこれからの国際交流、ビジネス交流に役立てて欲しいです。
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ファーストSAKEプログラムについて [ファースト酒プログラム] 入力者: 尾畑留美子
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| ●ファーストSAKEプログラム●
今、SAKEは世界中で人気なのをご存じですか? 社会人となり、国際人となると日本酒に接する機会が増えてきます。 せっかくなら、日本酒の正しい基本知識を身につけてもっと活用してもらいたい。 そう考え、ビジネスや社交の場での日本酒交流を促進すべく、 「ファーストSAKEプログラム」を進めています。
この目的は二つ。
【1】国際舞台で活躍する日本のリーダーの皆さまに、正しい日本酒の基本知識と “愛される蘊蓄”をビジネス交流の場で活用してもらうこと。 【2】次代を担う若い世代の皆さまに楽しい日本酒との出逢いを創出し、国酒・日本酒文化に親しみと誇りを持ってもらうこと。
そのために、「やさしい日本酒講座」や企業向けの酒セミナー、 大学生へのアンケート調査や日本酒初心者向けのティスティング・セミナー、 デザイン考察などを実施しています。
(また、日本酒への入り口として世界で初めての日本酒ベースのショコラ・リキュールを2010年1月に発売)
「ファーストSAKEプログラム」の「ファースト」は“初体験(First time)”であり、 同時に“最上(First class)”の交流を演出する意味でもあるのです。
"Brewing JAPAN"
日本が世界に誇るSAKEの魅力を楽しく学んで、国際交流、ビジネス・シーン、 そしてあなたの食環境に役立てて頂ければ幸いです!
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新潟清酒80年の歩み [佐渡の蔵元日記] 入力者: 尾畑留美子
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| 本日、新潟県醸造試験場創立80周年記念式典が新潟市内のホテルで 開催されました。
新潟県醸造試験場とは、昭和5年10月18日に創立された全国で唯一の清酒専門の調査研究機関です。
この試験場の役割は3つあります。 「酒の品質向上の研究」 「米の調査研究」 「蔵人の育成」
実は、この清酒の専門機関を設立すべしと大正の時代に蔵元一堂が 県に意見書を提出した当時、新潟県の製造数量は全国で6位。
新潟の雪深い環境は酒造りに良しとされながらも、酒米は溶けにくく他県に頼らなくてはならない状況で、また淡麗な味わいを生む新潟の軟水も歓迎されないものでした。(今では信じられないお話ですが)
これらを打破すべく、新潟県醸造試験場は創立早々から力を結集し、わずか4年後の昭和9年には新潟清酒の品質は全国1位という評価を得るまでになったのです。 その後数十年に渡り、新潟清酒は躍進を続けてまいりました。
今もなお設立当時の使命は変わらず、研究開発と技術支援に全力を注いています。
新潟の良さは何なのか?
を常に問い続けるこの姿勢に 私ども蔵元も、時代を捉え、新しい市場を創造し、 日本酒の価値を再興しなくてはならないと改めて感じました。
●関連テーマ、「新潟県醸造試験場」「越淡麗」「新潟の軟水”」はNHK新潟ラジオ「朝の随想」のエッセイをご参考下さい。
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