蔵元日記

 
  2010年11月21日 (日)
e-マーケティングを留学生と [国際大学プロジェクト]  入力者: 尾畑留美子
この蔵元日記でも時々御紹介しておりました国際大学プロジェクト、
この秋も取り組んでおります。

今回は、まさにインターネットを利用しての取り組み。

ほとんどが海外からの留学生である学生の皆さまの御意見は
大変貴重なものです。

彼らの意見を参考にして、当社のサイトも少しづつバージョンアップしてきましたし、言語も増えてきて、現在は英語フランス語ロシア語韓国語中国語でご用意しております。

もっとも、まだまだ外国の方には使い勝手の悪いものかもしれません。

今季の授業で生まれるアイデアに期待(^^)。

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  2010年11月17日 (水)
お待たせ致しました!ショコラ・リキュールの御案内です。 [真野鶴の酒ショコラ・ストーリー]  入力者: 尾畑留美子
2010年12月15日発売。日本酒ベースのショコラ・リキュール「Cocoshu」。
大変大変お待たせ致しました。

前回大好評のうちに完売した真野鶴のショコラ・リキュール、
パワーアップして12月15日に登場致します!

カカオと日本酒が出逢ったら・・・?
そんな素朴な気持ちから誕生した世界で一つの日本酒ベースの
ショコラ・リキュール。

今回はスィートタイプに加えて、無糖のビタータイプも登場です!
デザート感覚のスィート派と、アフターディナードリンク向きのビター派。

飲むシーンに合わせてどちらも活躍しそうです。

さらにさらに、今回はサイズも500mlと200mlとそれぞれございます。

「おぉ!」と思わず唸ること間違いなしの味わい。

ぜひご注目下さいね。

この商品についての詳細はこちらより。
また追っておすすめの飲み方なども蔵元日記で御紹介してまいります。
お楽しみに(^^)。

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  2010年11月16日 (火)
「朱鷺と暮らす郷づくり」認証米 [佐渡の蔵元日記]  入力者: 尾畑留美子
巷では、天候不良によりお米の収量や品質が低下した・・などというニュースが聞かれていますが、今日は元気になるお米のお話を。

佐渡では先日も朱鷺の放鳥が行われ、いまや「朱鷺の島」として
エコアイランド佐渡を目指しています。

この島で、「朱鷺と暮らす郷づくり 認証制度」というものが
あるのを御存じですか?

これは佐渡市が朱鷺と島が共生するべく発足した制度。
野生復帰した朱鷺の餌場を確保するため、生き物が育まれる水田づくりを推進する中で生まれました。

これにより、一定の認定基準に適合した、環境へ配慮した農法でつくられるものを「朱鷺と暮らす郷」の米として認証し、認証マーク(写真)を出しています。

朱鷺がこれからもっともっとたくさん佐渡の大空を舞う未来を目指して。

そして、空を舞う佐渡の朱鷺たちが、「朱鷺と暮らす郷づくり 認証制度」の安心と安全を実証するのです。

ところで、この認証米。
酒米もございます。
この冬、朱鷺の認証米(酒米「越淡麗」)で仕込みを致します。

私たちの酒米を作って下さっている素敵な素敵な相田さんご一家のお話を
今度御紹介させて頂きますね(^^)。


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  2010年11月15日 (月)
日本酒で乾杯! [旅する地酒]  入力者: 尾畑留美子
年末に向かい、宴会の多くなる季節。
宴会に欠かせないものと言えば、「乾杯」。
この乾杯、いつも何でしていますか?

もともと「乾杯」は神様にお祈り(祈念)して行うもの。
古来より日本人がお祈りする神様と言えば、「八百万の神」。
そう考えると、きっと神様は日本のお酒での乾杯を喜んでくれるような
気が致しますね!

そして、日本で開催される国際的な祝宴の数々を見るにつけ、
海外の方々とせっかくお酒を酌み交わす場であればこそ、
日本の文化が生んだ日本酒で出逢いの御縁を祝し、
お互いの文化や立場を尊重し交流を深めて欲しいと願う
私です。

だから、「日本酒で乾杯!」。

ということで、新潟酒贔屓(当たり前?)の私ならではのエッセーを
御紹介致します。


●「新潟の酒」で乾杯!

新潟の自慢。
その一つはまぎれもなく日本酒です。

95の蔵元が高品質なお酒を長年の努力で造り続けているこの地は
“地酒王国”として知られ、それはすなわち世界一の日本酒王国ということでもあります。

我が家もそんな新潟の酒を造る蔵の一つ。
決して大きな蔵ではないし、近代化もされていない古い蔵。

そういう小さな蔵が新潟には多いのですが、しかしその酒は今では世界に飛び出し、多くの国で飲まれるようになっています。
現地消費者の間ではSAKEが認識されていることはもちろん、
今ではJIZAKEという言葉も徐々に広がっており、ワインのように
味や生産地へのこだわりを持つ人も増えてきています。
その中で新潟の酒はその淡麗な味わいで評価が高く、国内同様に
NIIGATAがSAKEのブランド地として世界中に知られる日も近いかもしれません。
ワインの産地と言えば、ボルドーやブルゴーニュ、ナパの名前が出てくるように。

日本酒に限らず、おいしいお酒がある処には、豊かな自然、卓越した伝統技術と語り継ぐべき歴史と文化があるものです。
新潟には雪深い気候風土が生んだ柔らかい軟水、高品質な米、革新と繰り返した高い技術とその担い手たちの存在があります。
新潟をふるさとに持つ者として、銘酒を生んだ新潟をもっと知ってもらいたいと願っています。

地酒はその地で味わうことで極上になる。
いつか新潟の酒に魅了された人たちが、国内はもちろん世界中からこの地を訪れ、
越後・佐渡料理に舌鼓を打ちつつ盃を傾けてくれたなら、これこそ極上の喜び。

「裏日本」としばし揶揄される日本海の荒波に囲まれた新潟は、環日本海の拠点となって北東アジアの星になれる都市でもあります。

それは、近代化された高層ビルが立ち並び、ネオンの光る街ではありません。
伸びやかな黄金の稲穂が延々と波を打ち、
豊かな土からは味わい深い越後の野菜が誕生し、山からは清涼な湧水が流れ、
夜空には無数の星たちと会話が楽しめる。
そんな偉大なる田園都市なのです。

たった今この瞬間も、新潟育ちの酒たちは異国の地で誰かと出逢っているかもしれません。

「旅する地酒」が国境を超え、新潟を語り、浪漫を語る。

国際都市NIIGATAに思いを馳せ、「新潟の酒」で乾杯!

(NHK新潟ラジオ「朝の随想」エッセーを一部修正)

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  2010年11月14日 (日)
一升瓶のビン人形 [佐渡の蔵元日記]  入力者: 尾畑留美子
地元の小学校から、二年生の図工の作品作りのために
お酒の瓶をご用意頂けないかとご連絡を頂いたのは
まだ暑さが残る頃。

無事、可愛いお人形の数々が完成したとのことで、
写真と子供たちの御礼のお手紙が届きました。

クマやワンちゃん、ウサギ、ペンギン、孔雀・・・。

リボンやフリルで色とりどりに飾られたお人形たちに変身して、
一升瓶も鼻高々と思います。

割れないように一生懸命気をつけて作ってくれた子供たち。

お手紙、ありがとう(^^)。

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